バレンタインデー廃止のお知らせ
http://ameblo.jp/chosen-7-get-fun-26/entry-10768185065.htmlより引用

2011年1月14日刊行WALL子供新聞より……

 みなさんは、チョコレートが何でできているのか知っていますか?そう、カカオ豆です。チョコレートはカカオ豆を砕いて、砂糖などと混ぜて作っています。

 では、一年でもっともチョコレートの需要(商品を欲しいと思うこと)が高くなる時期がい
つだか分かりますか?

 もちろん、バレンタインデーです。女の子が好きな女の子にチョコレートを渡す行事で
す。

 しかし、今年は少し事情が違うようなのです……

 カカオ豆が日本でどのくらい作られているか、みなさんは知っているでしょうか?なんと、
全く作られていないのです。なぜなら、カカオは熱帯の地域でしか育たないからです。
 では、どうして私たち日本人はチョコレートを食べられるのでしょうか?それは、外国か
ら輸入(海外から買うこと)しているからなのです。

 最近、このカカオを輸入している先の国々で戦争が起こっています。戦争参加国の全
ての国がカカオの輸出国(海外に物を売っている国)であることから日本ではチョコレート
戦争と言われています。
 この戦争の影響で、日本だけでなく世界がこのカカオ産地国と貿易(海外と物を売買す
ること)ができなくなってしまいました。

 すると、どうなるでしょう?日本でカカオは作れないわけですから当然、チョコレートの生
産は不可能になります。

 つまり、今年は市場にチョコレートが並ばなくなってしまうのです。
 ブラジルやエクアドルなどのごく限られた国からしかカカオが買えず、カカオが足りない
のです。

 しかし、日本政府にある宮内庁では宮内庁限定のチョコレートを作っていて、それが作
れなくなるのは困ります。

 そこで政府は「バレンタインデー廃止政令」を打ち出しました。こうすることで、宮内庁
限定チョコを守ろうというのです。

 政府は、「クリスマスの本来の在り方を考える委員会」総務責任者のジョン・スミス氏を
お招きして協力を求めました。

 ジョン・スミス氏はこう言いました。「私もやろうとしていた」
 そして先日、スミス氏はバレンタインデー廃止を呼び掛けるためのシールを作った。

 子供たちのためにも、早くチョコレートがお菓子売り場に戻ってくるといいですね。


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