クリスマス中止のお知らせ
http://ameblo.jp/chosen-7-get-fun-26/entry-10740467253.htmlより引用



2010年12月18日:WALL新聞より……





〜記事全文〜




「昨年はクリスマス中止政令を内閣が発布したにもかかわらず例年通り12月25日にクリ
スマスが行われてしまった。昨年は日本で初めて警視庁と連携した警戒態勢が取られる
もあまりに大勢の国民がこの政令の存在を知らず、また知っていても無視をしてクリスマ
スを行うなど取り締まりはほとんど功をなさなかった」




 と、『クリスマスの本来の意味を考える委員会』総務責任者のジョン・スミス氏は語る。




 今年も例年通り12月15日に『クリスマス中止政令』が発布された。ネット上では『クリス
マス中止のお知らせ』などとこれもまた、例年通り歓迎されている様子。




 しかし、とスミス氏は言う。




「この政令は海外諸国でも次々と発布されていて、なかでもキリスト教徒の多いヨーロッ
パ諸国やアメリカなどでは絶大な効果を発揮している。しかし日本は宗教に対しての想
いが弱く、大して拘りを持つことも少ない。さら流行に流されやすい性格もまた、クリスマ
スの本義を忘れさせている要因の一つだ」




 スミス氏は、本来キリストの誕生日と言う意味のクリスマスだが日本は宗教に縛られる
ということがあまりない上に、そもそもクリスマスがなんたるかを知らずにカップルなどで
過ごすだけ、という国民が多いことはキリスト教徒に失礼極まりないと話す。







 クリスマスが日本に伝わったのは1552年とされている。この数年前、キリスト教が日本
に伝わっており、その時に来日した宣教師によって普及されたと考えられている。

 その後、キリスト教が弾圧されていくにつれクリスマスもまた、消えてなくなることとなっ
た。

 しかし1900年(明治33年)近代化が進み、銀座に『明治屋』が進出。この頃からいわゆ
るクリスマス商戦が始まったとされる。

 その後クリスマスは日本国民の間で爆発的に普及し、毎年の恒例行事となった。子供
たちはサンタクロースを心待ちにし、子供たちの親はサンタやトナカイの仮装などで子供
たちを楽しませた。







 「私はクリスマスをこの世界から消し去りたいのではない。ただ、世界中の人々に思い
出してほしいのだ。『クリスマスがなんであるか』を」




 スミス氏は悲痛な思いをさらけ出した。




〜記者のインタビューと回答〜




Q.スミスさんにクリスマスの思い出とかありますか?




A.はい。私も子供の頃はサンタクロースを眠らずに待ったりしたものです。でも結局寝て
しまう。起きた時にプレゼントがツリーの下にあるのを見て「やった!」より先に「今回もし
てやられた!」って思っていたのをよく覚えています(笑)




Q.『クリスマスの本来の意味を考える委員会』(以降『クリスマス委員会』)を立ち上げたき
っかけはなんですか?




A.さっきも言いましたけれど、私はクリスマスが嫌いだとか、無くなればいいとか思ってい
るわけではないんです。むしろこういう行事は大好きで、それで世界中のクリスマスを見
て回ろうと思ったんですよ。




Q.その時日本にも来た?




A.はい。来て驚きました。だって街はキラキラ輝いていて人々も楽しそう。にも関わらず
どこにもキリストの面影がないんですから。これはいけない、と思ったのが『クリスマス委
員会』を作ったきっかけですかね。




Q.なるほど……で、今のところ成果はあげられているのですか?




A.キリスト教徒の多い国では成功したのですが日本はやはり難しいですね。私が生きて
いるうちに成果が出るかどうか……(笑)




Q.それは大変ですね。なんだか私も協力したくなってきました。ええっと次は……去年は
警視庁と連携した対策をしましたが、失敗の要因はなんだと考えていますか?




A.やはり、警察官と言えど日本人ですからね。意識が弱いまま任務に就いた人も大勢い
たのでしょう。事前の準備も曖昧でしたから。




Q.ずばり、今年は何をしようと考えていますか?




A.今まではただ呼びかけるだけの対策でしたが今回は視覚にも訴えるためにシールを
作ってみました。これで国民全員に『クリスマスの本義』を思い出してもらえればいいと思
います。




Q.頑張ってください。……因みに、今年のクリスマスは誰と過ごす予定ですか(笑)?




A.……(笑)まあ、委員会メンバーと楽しく過ごしたいと考えています。







(ジョン・スミス氏が作成したシール)
(このページの背景)
(2010.12.18)




※この記事を読んだ人はこのシールの写真を保存してブログに貼り付けてください。そ
れがジヨン・スミス氏の意思です。

ってことらしい。ブログじゃないけどいいか。


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